FOMCってなんやねん、という人のための記事

こんにちは。儲けた医です。

2020年9月16日27時はFOMCの発表があります。

日本株だけをやっていたころの自分はFOMC?なにそれおいしいの状態でしたが、市場にとっては極めて大事なイベントです。

今回の記事は私のように「FOMC?なにそれ食べたい」という人向けの記事になります。

米国の指標ではありますが、米国の株価に反応して日本の株価も動きますので日本株オンリーの方にとっても知っておいて損は無いと思います。

1.FOMCとは

FOMCとは正式名称Federal Open Market Committee といい日本語では連邦公開市場委員会と訳されます。

これはアメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が6週間ごとに開くイベントで、金融政策の最高意思決定会合となります。

次はまた10月末ごろですね

金融政策と言っても様々な種類があるのですが市場が注目しているのはFOMCの政策金利発表です。つまり米国ドルの金利設定についてです。

なので「今夜はFOMC」というのは市場関係者としては「今夜はアメリカが政策金利発表するぞ!」という意味です。

2.政策金利がなぜ重要なのか

以前にバブル形成の記事でも述べましたが政策金利というのは経済にとって非常に大きい影響があります。

なんで?

解説しますね。

金利というのは銀行に預けたお金や、銀行から借りたお金に対して掛かるものです。つまり利子ですね。

この利子が大きいと預金の価値が高まり、借金は返すのが大変になり借金をする人が減ります。

逆に利子が小さいと預金の価値は低くなり、借金はしやすくなります。

景気とはお金の流れる量のことです。市場に多額のお金があると景気が良いと言われ、お金が少ないと景気が悪いと言われます。

預金は市場に出回らないお金です。一方で銀行から外へと出される借金は市場に出回るお金になります。

つまり、

  • 金利が上がる→預金増、借金減→景気悪化
  • 金利が下がる→預金減、借金増→景気向上

というわけです。景気は良すぎても悪すぎても良くないので中央銀行が金利を設定し、かじ取りを行っていくわけです。

景気はかじ取りをされながら循環を繰り返すのが理想であり、景気の山と谷を繰り返していくことになります。

キチン、ジュグラー、コンドラチェフ!

※代表的な景気の波

 

ここまでをまとめると

  • 金利が下がれば景気は良くなる。
  • 金利が上がれば景気は悪くなる。

ということでした。ではなぜ金利が株価に影響するのでしょうか?

3.景気と株価

ここまでで景気とは何か、説明してきましたが理解できたでしょうか?

もし分からなかったら気軽にコメントかTwitterで質問してくださいね!

ここからは景気と株価の結びつきです。2つの観点から解説したいと思います。

3-1.預金の価値とリスク資産の価値

先ほど金利は預金の価値を変えると説明しました。

金利が上がれば利子が増えるので預金の価値が高まり、金利が下がれば利子が減り、預金の価値が下がります。

つまり金利が下がると預金額は減り、金利が上がると預金額は増えます。

ではその減った預金額はどこへ向かうのか?また増えた預金額はどこから来るのか?

その答えが預金以外のリスク資産(株、為替、金等々)です。

もうお分かりですね。

「金利が下がる→預金額が減る→減った預金が株へ向かう→株価が上がる」ということです。

これがまず一つの観点です。もちろん逆もまたしかりです。

金利が上がれば預金の価値が高まり、株が売られるということですね。

3-2.企業の業績とのかかわり

企業は製品を売って利益を上げるのですが、「先立つものが無くては」ということで製品を作るために原価を支払う必要があります。

そのためにほとんどの企業は借金をしています。とくに創業当初は。

企業は「借金して製品を作る→利益を上げる→さらに借金→さらに利益を上げる」という繰り返しで成長していきます。

これを拡大再生産といいます。

金利が下がると企業は積極的に銀行からお金を借りることができます。逆もまたしかり。

元手が大きければ大きいほど挙げられる利益は大きくなると仮定すると、借金がしやすい状況ではより大きな利益を上げやすく、企業が成長しやすいというわけです。

ということで「金利が下がる→借金しやすい→より大きな利益→企業の成長」となるのです。

金利が高くても企業は利益を上げることができますが、借金の返済に大きな資金が必要となり、企業の成長を鈍化させます。

元手が大きければ必ず利益が増大するわけではないです。大きいお金は増やすのが難しくなります。あくまでも仮定です。

4.まとめ

  • FOMCの発表する金利には世界中が注目している。
  • 金利を上下させて行き過ぎた景気とならないようにコントロールしている。
  • 金利が下がれば株価を上げる要因に、上がれば株価を下げる要因になる。
金利が下がると「景気が悪いのか」という失望から株価が下がることもありますが、基本的に景気向上、株価上昇の要因となりやすいです。

ということでFOMCの解説記事でした。

金融政策についてはいくらでも深く解説する余地があるのですが「FOMCってなんだ!?」という人にはまず「金利決定のイベント」ということを理解してもらえたらいいと思います。

例えばこの記事では為替について全く触れていませんが、為替にも多大な影響があります。そこらへんは要望があれば追記したいと思います。

株が上がることを祈って翌朝FOMCの発表を確認したいと思います。

夜更かしは非推奨ですね。

ありがとうございました。ご意見ご質問などはコメントかTwitterまでよろしくお願いいたします。

 

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