グロース株とバリュー株とは何?定義は?

初心者向け記事

こんにちは。儲けた医です。

世の中の企業を分類する方法はいくつもあります。

今回はその中でもわかりやすい分類である「グロース株とバリュー株」についての解説です。

内容としては「グロース/バリューとは何なのか?」「定義はあるのか?」「どっちを買ったらいいのか?」ということになります。

1.グロース株とバリュー株とは?

さて、ではそもそもグロース株とバリュー株とはどういったものなのでしょうか?

グロースは成長だけど、バリューは価値?

valueという単語には資産という意味もあります。なので「グロース=成長期待株」「バリュー=資産株」という感じでしょうか。

つまりグロース株は成長を見込まれている企業の株で、バリュー株は成長は見込まれていないものの安定して利益を出す企業の株ということです。

先の例に挙げたアマゾンなどはグロース株ですし、タバコメーカーはバリュー株に該当するでしょう。

グロース株とバリュー株に厳密な定義はなく、どちらが優れているということも言いにくいです。

一般的には会社の規模が大きくなってくると高成長は望めなくなってしまいますのでバリュー株の方が会社規模や時価総額は大きくなります。(アマゾンなどの例外もある)

2.グロース株の例

では、ここでグロース株の例としてファーストリテイリングを見てみましょう。

え?聞いたこともない企業だ

投資していない人は知らない人がほとんどですが、ユニクロとGUです。知っておいて損は無いですよ。アパレル小売りですね。

データはすべて4/3時点のモノをヤフーファイナンスから引っ張ってきました。

2020/4/3の株価41500円
時価総額4兆4000億円
PER25.7倍
PBR4.29倍
配当利回り1.2%
自己資本比率47.7%

赤字で示したのが「グロース株らしい点」になります。

PER、PBRについてわからない方はこちらの記事に書いてあります。

配当利回りは年間配当が株価の何%にあたるのか?ということです。

自己資本比率は会社のお金のうち「返済義務の無いお金」の割合です。

自己資本とは利益剰余金と株主の出資です。

つまり53%位が借金で構成されているということです。銀行だったり、社債(会社の発行する借金)だったりするわけです。

一般的には自己資本比率が50%を超えていると安定性が高いとされています(銀行は14%位でいい)。

なのでファーストリテイリングのようにPER,PBRが高く、自己資本比率が低いような会社は「借金をして事業を展開し、成長期待が高い」ということになります。

また、他のグロース銘柄だと、配当金を出していないような企業も多いです。アマゾンなどは無配ですね。

業務形態としてはSPA(製造小売り)ですから、商品の魅力や利益率が業績に直結する企業です。90年代に上場し、現在の株価は100倍以上です。

夢がありますね

実際けっこうそういう企業は多いですね。日本の成長を感じます。

このように成長し続け、海外展開→成功という流れでさらに成長していくと「非常に良いグロース銘柄」となりますね。

3.バリュー株の例

では次にバリュー株の例としてJR九州を見てみましょう。

なぜ九州なのか??

JRで上場が認められるレベルで利益出してるのってJR東日本、西日本、東海、九州なんですよ。

その中でバリュー株ってどれ?と言われたらまあ、九州かなと思ったのでJR九州をピックアップしました。

2020/4/3の株価2868円
時価総額4510億円
PER10.7倍
PBR1.06倍
配当利回り3.24%
自己資本比率53.4%

同様に赤字で示したのがバリュー株らしい点になります。

PER,PBRが低く、配当利回りと自己資本比率が高いというのが特徴です。

個人的な好みで言えば、自己資本比率がまだ少し低いなと思います。

一方で業務形態は交通インフラですのでかなり安定した収益が望めると思います。もちろん伸びはそれほど大きくはないでしょう。

このように「ずっと一定の売り上げが見込める企業」「低PER,PBR、高配当」「財務安定」はバリュー株としての条件をそろえているでしょう。

4.投資するならどっち?

さて、ここまでが「グロース株」と「バリュー株」の違いについてでした。

成長し続ければ大きく株価が騰がるグロース株成長余地が少ないものの安定して利益を出せるバリュー株、どちらに投資するのが良いのでしょうか?

結論から言うと「好み」です。

そんなんでいいんか?

正直、あまりグロース株とバリュー株を厳密に区分して「こっちに投資!」とやる必要はありません。

結局は銘柄を分析しないことにはどんな企業でも安易に投資すべきではありませんし、逆に「これは良いぞ!」となったらその企業がバリューだろうがグロースだろうが投資したらいいと思います。

ただ、個人的にグロース株への投資は難しいのではないだろうか?と思っています。

5.なぜグロース株は難しいのか?

なぜグロース株への投資は難しいのでしょうか?

さっきは好みで選べって言ったやん!

そうですね、ただ、グロース株は「成長を続けること」が条件になるのです。

一方でバリュー株は「安定して業績を出すこと」が条件です。

どちらが難しいかは明白でしょう。成長し続ける方が大変です。

子供から大人になる時には身長が大きく伸びますが、大人になったらあまり伸びませんよね?こういうイメージです。

グロース株へ投資するということは「その企業の製品やソフトがこれからさらに流行する」ということを予測しなくてはならないということです。

そういう企業というのは通常「時価総額が低い」のです。なので値動きが非常に激しくなりやすいのです。

つまり「製品が売れるという予想」「大きな値動きに耐える心」が必要になります。

6.バリュー株投資は簡単なのか?

ではバリュー株投資は簡単なのか?

そういうわけではありません。バリュー株投資にしても「安定して売り上げが期待できるか」「株価は高すぎないか」を判断しなくてはなりません。

そのために財務諸表を読んだり、関連する資材の値動きを見たりといろいろと勉強したりする必要があります。

そして大切なのは「基本的に売らない」というルールを守れるか、です。永久保有するつもりで銘柄を選ぶ必要が出て来ます。

少なくとも私はそう考えています。

なので簡単とは言いませんが、勉強していけば確実性が上がるのでは?という理由からバリュー株投資から始めるのが良いのでは?と思っています。

7.まとめ

  • 成長していく銘柄→グロース株
  • 安定して売り上げを出し続ける銘柄→バリュー株
  • グロース株投資では「成長の見込み」「激しい値動きに耐える力」が必要
  • バリュー株投資では「売り上げの安定」「売らない力」が必要
  • まずは基礎をバリュー株投資で固めた方が良い

ということでした。

ちなみに、ウォーレンバフェットはいくつかのグロース株がバリュー株になるまで持つ、という離れ業をやっています。

つまり、Googleのような企業を発足当時に買うということですね。ハイテク(グロース状態)→検索エンジンとして必須(バリュー化)

ただの天才じゃん。

私もそういうことができたらいいんですがね。。。地道に頑張っていきましょう!

ありがとうございました。

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