【銘柄分析】岡山製紙はマイナーだけど優良銘柄

銘柄分析

こんにちは。儲けた医です。

コロナウイルスで株価が暴落し、不安からか5時間ぐらいの睡眠で目が覚めてしまいます。豆腐メンタルorz

まあ、いずれ株価は戻ってくるので黙って仕込みたいと思います。それで今回はコロナ暴落前に買った(吐血)岡山製紙についての銘柄分析をします。目次を見ていただけると買った理由が簡単にわかると思います。

1.岡山製紙ってどんな会社?

岡山製紙についての簡単な説明です。

岡山製紙は東証ジャスダックスタンダードに上場している企業で、主に段ボールや板紙を製造している企業です。

王子HDが41%の株式を保有する中堅企業で時価総額は60億円程度の企業です。だいたい王子HDの100分の1位の企業規模ですね。

売上の変動はは非常に少ないものの、原料である古紙価格によって業績が変動する企業です。

↓が岡山製紙について軽くまとめた表(1月28日時)です。購入の理由は次の章以降で述べたいと思います。

市場時価総額PERPBR最低取得単価成長性
東証JQス55億円6.5倍0.5倍位10万円位ほぼなし

成長性無いんかい!!

まあ、そこは気にしなくていいんですよ。美粧段ボールを成長産業にしようとしているようですが、売上はずっと横ばいですからね。では、買った理由を説明していきますね。

2.低PERで割安

まず、岡山製紙を買う決め手になったPERについての話です。

基本的にPERの適正値というのは業界ごとにだいたいこの位と決まっていたり、過去のその企業の値から決まっていることが多いです。例えばAMAZONはPER90位がずっと続いています。

PERというのは成長性の指標でもあるわけです。PERが高いのはすなわち増収すると期待されているわけで、AMAZONは毎年大幅増収しているからそれだけPERが高いというわけです。

PER90倍って投資の元取るのに90年かかるって意味ですからね。相当の増収を見込まれています。

国によっても異なるのですが日本だとPERは0%成長で12倍位でしょうか。アメリカやインドはもっと高くなりますね。成長を見込まれているので。

こちらに世界各国のPERがまとめられています。日本は13倍くらい、北米やインドは20倍超えですね。

そんな中で、岡山製紙の今期予想PERは6.5倍(1月28日)です。ちなみに「紙・パルプ」の平均PERは16.5倍です。業界でもかなり割安な部類だとわかります。

低PER株というのは、業績が安定している場合には株価水準の訂正が起きることが多いです。

あるとき注目を浴びるとそこからするすると15倍くらいまで、すくなくとも12倍くらいまでは行くのでは?と期待したのです。

3.業績進捗状況が第二四半期で70%もある

今期の経常利益は会社予想で当初8億円程度の予想が立っていました。それが年末に上方修正され、第2四半期の決算で7.5億円の利益が計上されました。これに伴い、通期の予想が11億円に上方修正されたのです。

詳しい数値をまとめたものは次の項で説明しますが、業績の上方修正あり、経常利益進捗率が70%となったわけです。

主な要因としては古紙価格の下落です。環境問題深刻化への懸念から中国への古紙輸出量が減少したために古紙価格が下がり、それに伴って原価が落ちたというわけです。

環境問題への関心は高く、今後も古紙価格はあまり変化しないのではないかなと思っています。

つまり今後の業績も同程度が見込めるのではないかと期待しています。

なお、コロナウイルスにより古紙の輸出が滞ったためにさらなる古紙価格の下落が起きています。

4.業績の安定化&財務健全化が見込める

低PER株は初心者が購入するにもとても良いものですが、落とし穴があるので注意しましょう。

それは財務が非常に悪い状態と来期以降の業績鈍化が見込まれている場合です。

財務が悪いというのは、自己資本比率が50%以下であったり有利子負債が膨らんでいるときです。

こういった時はいずれ企業から資金が流出することが確定しているのでその分株価は下がりやすいです。

業績鈍化はそのままの意味です。業績が悪化する予測が立っているのにその株が欲しい人は少ないので低PERであっても来期以降を見こされて放置されているというわけです。

では岡山製紙はどうなっているでしょうか?

財務健全性や業績を調べたいときはやはり何と言っても財務諸表です。読めない人はこちらに解説してあります。

岡山製紙の財務諸表はこちらです。クリックで拡大できますが、重要な情報だけ↓にまとめます。

純資産合計負債合計利益剰余金自己資本比率時価総額経常利益(予)ここ5年の売上
90億円45億円59.5億円66.5%52億円10億円ほぼ横ばい

負債が多く一見財務不健全に思えるかもしれませんが経常利益が10億円を予想しており、売上の鈍化が予測しにくいことや環境問題への関心から古紙価格も下落しにくいと思われるために経常利益が積み重なっていけば財務状態も健全化すると思われます。

5.チャートが上離れした

株価のチャート、つまりテクニカルトレードの手法ですが、長期間ヨコヨコで上下しなかった銘柄には一度大きく上に離れることでかなりの上昇が起きるということがあります。

以下に示すのが過去1年間での岡山製紙の株価チャートになります。

ということで今後も上昇を続けていくといいなぁと思ったわけです。

見事なヨコヨコからの昇竜拳ですね。

とか言ってるとコロナ暴落でちょっと下がってしまいましたが。

6.まとめ

  • PERが6.5倍であり割安な水準である。
  • 売り上げが変動しておらず、古紙価格が据え置かれた場合にPERの適正値までの上昇が見込める
  • 上方修正によりモメンタムが強い
  • ヨコヨコからの上離れチャートである
  • 財務健全性はそれほど高くない

ということで今後の業績に期待して岡山製紙を1010円で購入してみました。今後の経過はまたそのうち報告させていただきます。

ありがとうございました。

7.追記@2020年3月末

2020年3月27日に岡山製紙は業績予想の上方修正を行いました。

もともと原料となる古紙価格が低迷し、LNG価格が安定していたためにこの業績予想は私の予想通りでした。

しかしながら、業績予想の修正文章中における「予想はコロナウイルスによる影響を前提としていません」の言葉、非常に心強かったです。

理由としては、こちらも予想していましたが「国内での営業が主体の段ボールであるため、使用の減収が見込めない」とのことでした。

これを受けてPTSでは10%以上の値上がりとなりました。

コロナショックで暴落していたために含み損なのですが、コロナショック前くらいの水準まで戻り、損益分岐点を超えそうな辺りまで来ています。

良い感じです!また経過を追っていきたいと思います。

8.追記@2020年5月10日

5月8日に含み益に転じました。

コロナショックから急速な金融緩和によって株価が戻っている中で釣られ戻しの状況と思われます。

6月末に決算を発表するとのことですが直近の予定では第4四半期はかなり控えめな予想の模様です。

会社発表で「コロナの影響は小さいだろう」としています。

私は「巣ごもり需要でネット通販が増えた」分売り上げは落ちていないと思います。段ボールを輸送に使いますからね。

古紙相場もさらに低迷しているため原料安の分高利益を期待しております。

また6月末に追記したいと思います。

9.追記@2020年7月14日

決算発表により21年5月期の業績低下が著しいと判断し、段ボール原紙売り上げ落ちないまま古紙価格低迷というシナリオが崩壊したためすべて売却しました。

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